2年前の砂浜
2年前の7月8日、千葉市の海岸で生まれたシロチドリのヒナ。
サーファーが多いこの海岸の隅に毎年設けられるコアジサシ保護エリアでヒナを孵した。
これは生まれて一週間くらいで、写真だと実際の大きさが把握しづらいのだが、わかりやすく言うとピンポン玉を少し大きくしたくらい。
7月2日のヒナ。2羽写っており、生まれて数日といったところ。大きさはまさしくピンポン玉!
スズメなどと違い、生まれて僅か数時間後に自分の力だけで自由に歩き回るタイプのヒナなので、ヒナは人がたくさんいる砂浜を縫うように自由自在にちょこちょこと走り回っていた。
それにしても身体の割に足が頑強で、歩くことなら負けませんから!という雰囲気が出ているよなぁ。
親。少し離れたところから見張っていることが多かった。
ちなみに大きさは17㎝くらいですけど、それでも立派な親!
巣のあったエリアの側にはカラスが海岸のごみを物色・・・。
そのなかの1羽。こちらがシロチドリ一家がカラスに襲われないかヒヤヒヤしながら見ていた最中、目の前でポーズを決めてきた。意外と可愛い顔なんだよなぁ。憎めない・・・(笑)
ちなみにシロチドリの親は、この1羽のカラスが下りた時には鳴き声を発しながらヒナをカラスから遠い位置に誘導していた。人よりもカラスが危ないという意識はあったようだ。
残念ながら、個人的にここのシロチドリは7月8日以降見に行く時間が作れず、無事に成長できたかは不明。
なお、今年は6月25日に同じ場所を覗いてきたがシロチドリは全く見かけなかった。不発かな・・・。
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