レアだけど普通種・・・?

ハジロコチドリ。
Common Ringed Plover
9/19. Chiba Prefecture


毎年、谷津干潟界隈では2羽か3羽見られるこの鳥。
ミヤコドリやビロードキンクロと並んで、冬の東京湾の名物といえますね。
この日は2個体を観察しました。


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ここでは奥を個体A、手前の個体を個体Bと命名して、どういうところに違いがあるか見ていきたいと思います。

横からの比較画像。
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個体Aに比べて、個体Bの方は摩耗が激しいことが分かると思います。
今シーズンは8月24日に初めて観察しました。
その時の個体もこの日に見た個体のどちらかだろうと思っていますが、情けないことに8月時点で写した画像は非常に不鮮明だったため、比べようがありませんでした・・・(^^;)


続いて翼の換羽状況を比べてみたいと思います。
今回は両個体の羽を広げたところを写せたので換羽状況をつかむことが出来ました。
まずは個体Aの方。

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P7が脱落して、P1-P6までは新しい羽(冬羽)に変わっているといえます。
Common Ringed Plover A indibidual
P7 shed.
Old primaries are P8-P10. New primaries are P1-P6.

ちなみに、ハジロコチドリの名前の由来になった風切の白帯もハッキリ確認できます・・・(笑)

続いて個体B。
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こちらはどうでしょうか。
はっきりと黒い羽が新しい羽なので、それを頼りに初列風切を見てみるとP1-P
5は変わっていると言えそうです。そして、P6が脱落しており、P7-P10が旧羽ということになります。
New primaries are P1-P5.
P6 shed.
Old ones are P6-P10.

この2個体は、初列風切1枚分の換羽進行具合の差があるということがわかりました。
これを写してから15日経過しましたので、どれくらい換羽が進んだのか気になるところです! 近々追跡してみます!
私がこの鳥を初めて見たのは2006年の11月5日の谷津干潟でした。
あの時書いたフィールドノートには、『遠くにいたけど足のオレンジが目立っており遠くてもわかりやすかった』との記載が。
確かにあの鮮やかなオレンジ色は干潟の泥の上だととても目立ちます。

ちなみに、タイトルの『レアだけど普通種』というのは、ご存知の方も多いと思いますが日本に来る数は多くないけど東京湾では普通種的存在という意味です!(笑)

この記事へのコメント

コサメ
2014年10月06日 17:36
祝!ブログ開始!いつもフィールドではお世話になりありがとうございます♪
初心者のコサメには少々敷居の高いブログですが勉強させて頂きます!更新楽しみにしております★☆
さわもん
2014年10月07日 00:49
コサメさん

ご覧いただきありがとうございます。
こちらこそ、いつもお世話になっております。

ネタは溜まっているので、整理が出来次第ぼちぼち更新していきますね! 

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